〈bookrium=book+aquarium〉本の海を回遊するブックリウムの、本と陶芸のある生活です。


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藤澤清造の墓参り

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今日は祥月命日なので、七尾市のお寺に藤澤清造のお墓を訪ねました。
静かなお寺に入って、お墓を探そうと思ったら、結構目立つところにありました。お花がないので、西村さんはまだ来てなさそうです。
藤澤清造については、17位の時に石川近代文学全集でその生涯、死因を知ってから、特別な作家です。
最近西村さんの本を集中して読んでるのですが、やっぱり『芝公園六角堂跡』、特に「十二月に泣く」がいいな、と思います。ピュアで、いいです。それまで読んだ拘泥、暴力の身勝手な論理の中で、最後に残されたものが、やっぱり清造しかない。まざまざと、孤独で、無垢で、それが良いとか素晴らしいという訳ではないですが、触れる感じがしました。
清造についていつか文章を書けたらな、と思っています。清造と、「十二月に泣く」。
西村さんの暴力物に喜ぶ人は、清造あんまり興味ないだろなあと思います。西村さんの文章は、とても読みやすいです。dv心理を知ることができるけど、非常にしんどくなります。
清造は、菊池寛に無理矢理下駄を買わせるエピソードが好きです。



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by bookrium | 2018-04-29 19:54 | 北陸の作家 | Comments(0)

能登 vol.31が出ました。

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地産地消文化情報誌『能登』春号が発売されました。

特集Iは能登國1300年ということで、歴史散歩は鹿島郡です。国指定史跡の七尾城跡、石動山、能登国分寺跡、石川県内の約4割が集中した「古墳の宝庫」鹿島郡。
5泊6日気多の神が七尾へ渡御するおいで祭りを追いかけた頁も面白いです。

特集IIは中能登町。農家レストランや農家民宿、移住して農業を営む人たち。中でも、古民家のリラクゼーションサロンの納屋を利用した花苗交換所が、いいなと思い素敵でした。

特集IIIは曽々木今むかし。昔観光バスが凄かったと聞いてました。今の道を見ても想像つかないなと思ってましたが、読むと面白いです。役小角が修行してた穴にはまだ入ったことがないです。

芝雪の連載・能登文学紀行の第2回は「宮崎孝政 櫻の花はちらないのだ」
宮崎孝政は2009年にこのブログで取り上げています(冬号の加能作次郎もそうでした)。9年経って、自分の中で沈めていたものが、世の中へ浮いて出た感じです。
孝政の詩をこれから読む人が増えたらいいなと思います。

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ペーパーもまた作ってみました。孝政についてもまた書いてみました。




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by bookrium | 2018-04-14 21:07 | 本のまわりで | Trackback | Comments(0)