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〈bookrium=book+aquarium〉本の海を回遊するブックリウムの、本と陶芸のある生活です。


by bookrium
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カテゴリ:本のまわりで( 48 )

『虹色の蛇』と珈琲

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屋久島の珈琲店から一緒に送られた、長沢哲夫さんの詩集。
by bookrium | 2009-11-19 21:50 | 本のまわりで | Comments(0)
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『ムーミン谷の十一月』に出てくる食べもの。


〈ベランダでは、コーヒーが待っていました。みんな、自分のすきなようにしていました。めんどうなことはひとつもなく、すらすら、みんなうまくいきました。〉


 あたたかいコーヒー
 肉桂ビスケット(ほんものの、航海用のかたパン)
 おなかによくきくブランデーの小びん
〈バターをぬって、サンドイッチを六きれ作り、〉
 スナフキンの、まきで焼いたさかな
 プディング
 コロッケ
 びんづめきゅうり
 ピクルス
 もみの葉っぱ
 スナフキンのブラックコーヒー(ヘムレンは砂糖4つ)
〈さかながかくれている、うす茶色の大きなプディングから、ほかほかゆげが立っています。〉
 スナフキンの魔法びん(あるのか…)から紅茶(砂糖は好みで)
 まくがはるオートミールのスープ(スクルッタじいさんには不評)
 あったかい、黒い、すぐりのジュース
 あついさかなのスープ
 ほかほかのチーズサンド
 りんご酒
 くずチーズのはいったかめ
 ほかほかしているチーズサンドイッチ
  
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ほか好きな文。

〈ホムサは、しあわせでいっぱいでした。自分がどうすればいいのか、わかったのですからね。〉
 
〈ホムサは、庭をぶらぶら歩きながら、あの、大きなつぼのところまでやってきてしまいました。そこまでくると、思いました。ただ、しんせつなだけで、人のことが、ほんとうにすきではないような友だちなら、ほしくないや。それに、自分がいやな思いをしたくないから、しんせつにしているだけの人もいらないや。こわがる人もいやだ。ちっともこわがらない人、人のことを心から心配してくれる人、そうだ、ぼくは、ママがほしいんだ。〉

〈でも、ホムサは、目がさめたときにたいせつなのは、ねむっているあいだも、だれかが自分のことを考えてくれた、ということがわかることなんだ、といいました。〉

〈いなくなってしまう人と、あとにのこる人とは、いつも橋の上で別れるものです。〉

〈これは新しい世界でした。ホムサには、ことばで説明することも、絵にかくこともできませんでした。なにひとつ、絵やことばにしてやる必要もないのです。〉


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ちいさなホムサ=トフトは、ムーミン作品でいま1番好き(スナフキンやヨクサル、ミイ、おしゃまさん、はいむしのサロメちゃん、飛行鬼やモラン、スティンキーも好き)。

ところで、ムーミン谷を紹介するこの文、まるで昔読んだ「ジョジョ立ち」の人みたい…と思ったら、やっぱりご本人でした。特徴のある文。
by bookrium | 2009-11-12 22:55 | 本のまわりで | Comments(0)

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〈この浦に蓮の根を噛むふるさとの糸曳くはちすうら恋につつ〉
尾山篤二郎

〈ほのぼのと 舟押し出すや 蓮の中〉
夏目漱石


写真は前に撮ったもの。
漱石の蓮は、睡蓮のことを言ってるのだろうか(蓮の中に舟出せるのか?と思って。でも、水深が深いと蓮の浮き草ばかりになって睡蓮のような状態になるそう)。

蓮の花は夏の早朝に開いて、お昼過ぎには閉じるそうです(咲くときにポンと音がするともしないとも言われます)。
花の開閉を3日繰り返し、4日目には、開いたまま花びらを落として散ってしまいます。

蓮の葉は水滴を弾くようになっていますが、昔の人は「碧筒杯(ヘキトウハイ)」という、葉に酒を注いで長い茎の下端をくわえて飲んだりしたそうです(現代でもやってみた人の写真を見た)。


蓮の花言葉は、「神聖、純潔、清らかな心、離れゆく愛、遠くに行った愛、沈着、休養」など。
by bookrium | 2009-10-02 21:22 | 本のまわりで | Comments(0)

閏月――旧暦日々是好日

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LUNAWORKS発行の『旧暦日々是好日』2009/1/26~2010/2/13までのダイアリーです。これは瓜色のカバーのないタイプ。
協力に美篶堂、二期?楽部。裏表紙には金の兎が印刷されています。
図版が多いので、ダイアリーより和文化の読み物として楽しめます。
西暦と旧暦で表示されていて、各頁に和歌や俳句や詩、季節ごとの図案やその意味が書かれていて楽しいです。

新暦(太陰暦)では太陽が地球の周りを1周する365日で1年としています。
旧暦(太陽太陰暦)では月の満ち欠けを12サイクルした354日で1年としています。
旧暦では1年に11日不足するので、19年に7回「閏月」を入れて、1年を13ヶ月にしています。
平成21年はその閏年にあたるので、閏皐月があります。旧暦の5/30(新暦6/22)が終わると、閏5/1(新暦6/23)がはじまります。閏皐月は29日まであり(新暦7/21)、翌日から水無月がはじまります。

月の満ち欠けや、季節の移り変わる節目を表す二十四節気など、24時間×365日という単一な時間軸では感じられない日々を教えてくれます。新暦のカレンダーの生活では存在を知らなかった「閏月」というものが、おもしろいなと思いました。
by bookrium | 2009-07-06 23:48 | 本のまわりで | Comments(0)
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『ムーミン谷の冬』に出てくる食べもの

にがいローガンベリーのシロップ
かさかさになったビスケット
らいむぎのパン
ななかまどの実
ジャムの倉庫
おさかなのスープ
いちごジャムのつぼ
こけもものジャム
あたたかいジュース
 〈あたたかいジュースのコップが、空中をすべってきました。〉
…本文より

さとうしょうがと、しなびたレモンをまぜて、よくきくかぜぐすり
(それにみじかいおまじないをむにゃむにゃとなえる、ムーミンママがおばあさんに教えてもらった裏技)


『ku:nel vol.23』では、「ムーミンのひみつ。」と題して、少女のころ灯台守になりたかったトーベ·ヤンソンが夏を過ごした島を訪れています。ゆっくり一周しても10分しかかからないクルーヴ島、ここでトーベ·ヤンソンは親友のトゥーティッキと夏を過ごしました。51から77歳まで。

図書館で借りた『ムーミン谷の冬』は昭和43年の初版。このころトーベは54歳。島で過ごす彼女のことを、訳者の山室静はこんなふうに書いています。

〈ヤンソンさんが、ヘルシンキの市内にもっている大きなアトリエは、彼女の画室であるだけでなく、よく友だちが集まってパーティーを開いたり、ときにはしばいをやったりして、まるで芸術家のクラブのようになっているそうです。また彼女は、フィンランド湾に小さい島を一つもっていて、そこに彼女の童話に出てくるムーミン屋敷そっくりの別荘をたて、夏にはそこでたったひとりでくらして、もっぱら童話を書くのだそうです。ついでにいうと、ヤンソンさんはまだ独身なのですが、そんなにして島でたったひとりでくらしていても、ムーミンたちがいつも遊びにくるので、すこしもさびしくないとか。うらやましい人だと思いませんか。〉

by bookrium | 2009-02-21 18:41 | 本のまわりで | Comments(0)

「味モノ」

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今日金沢の雑貨店「Lykkelig(リュケリ)」から届いたmido's cafeのポストカードと小冊子「味モノ」。

mido's cafeは以前たまたまネットで見つけてから、よく見るようになりました。写真がすてきなのと金沢近郊の雑貨屋やカフェがよく紹介されてる。自分の好きな世界を持ってて、すてきだなぁといつも思う。

雑貨や草花、旅した外国の風景の写真がきれいで、本当にたまーに見にいって日記を読んでいました。そしたら! …去年写真展してたの見逃してた。残念。

自分でコラージュして撮影したポストカード2枚セットと、撮影製本した「味モノ」。開くとなかなか味な世界が広がってました。こんなふうにモノをつくってるのもいいなぁと思いました。
by bookrium | 2008-02-15 21:14 | 本のまわりで | Comments(0)

一箱古本市

10月22日、日曜日の朝、不忍に到着。
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往来堂書店さんで、先に送っておいた箱を受けとる。箱を抱えて坂を登って、今回の会場のひとつの宗善寺さんへ。写真は入り口に貼られていたポスター。わくわくします。
箱の店主さんたちが続々と集まり、ボランティアの助っ人さんの指示に従う。お寺のご厚意でテーブルを借り、一列に箱を並べることに。箱を飾ったり思い思いに準備して、11時まで箱にふたをする。オープンした時のBOOKRIUMの箱はこんなかんじでした。
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オープンと同時にお客さんがちらほら途切れなくいらっしゃっいました。日中はお天気でした。
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宗善寺さんでは14の箱が出ていました。箱に店主はずっとついていたので、他の人の箱写真は撮れなかったけど、お客さんのいない時にちらっと見てきました。箱も人によって違って、おもしろいです。トランクを使っていたり、布でかざりつけていたり。看板もかわいいものを作っていたり、シンプルにしていたり。 

BOOKRIUMの記憶を元に、入り口から箱の順番を書くと。(敬省略)

ニート村
紙綴り
跳ね太郎
糸巻屋
BOOKRIUM
ちくわ文庫
サノシゲ食堂
岡崎武志堂
旅猫書房
石ころ書房
古書 無人島
伊藤石油店 お花茶屋支店 
orz文庫
ニエクボ2号店

特に両隣の糸巻屋さんとちくわ文庫さんにはお世話になりました。ありがとうございます。近かった跳ね太郎さんやサノシゲ食堂さん、わたしが箱を離れた時にお客さんが本を買おうとしたので「お客さんよ~」と呼びに来てくれた紙綴りさん、ありがとうございました。本の売れる間に、本の話をしたりして、ほのぼのと時間はあっという間に過ぎて、楽しい1日でした。
サノシゲ食堂さんとは佐野繁次郎の装丁本がかぶっていなくてホッ。見たらなんと森茉莉の「贅沢貧乏」を3人が出してました。同じ新潮社の箱入り。
最後に雨が小降りになって、17時閉店時の箱。この後、左奥の布貼り文庫本ノートが売れました。

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17時に閉店して、みんなで後片付け。宗善寺さんにお礼を言い、打ち上げ先の千駄木交流館へ向かう。雨がひどくて乗り合いタクシー。
交流館で集計結果の発表を待つ間に、しのばず君の看板を撮ったり。

千駄木交流館での各賞の発表。売上1位の店主さん、販売点数が1位の店主さん、後援のオヨヨ書林さん、往来堂書店さん、古書ほうろうさんの選んだ箱も表彰。リコシェさん、今回の一箱古本市を企画したNさんIさんからも、店主さんを前に呼んで表彰。それぞれプレゼントは違って、人柄が出ておもしろい。お店の券だったり、マイセレクトCDだったり、ケーキだったり…。
そして、南陀楼綾繁賞の発表で、宗善寺さんで出店した石ころ書房さんと、BOOKRIUMが選ばれました。 

南陀楼さんの選んだポイントは、「意外性」と言っていました。南陀楼さんが石ころ書房さんで買ったのは、外国の絵本に、たぶんお母さんがこどものために訳を書き込まれたもの。BOOKRIUMでは、『とつくにびと』という本をすすめた時に、カバーを外して本体のかわいさまでアピールしてきたことなど。

石ころ書房さんには、南陀楼さんの新刊『路上派遊書日記』のサイン本を。
BOOKRIUMには、戦前のマッチラベル貼込みシート5枚! かわいい。 一枚一枚がおもしろいです。「デザインに興味がある人ならいいでしょ」とおっしゃってました。うれしいなぁ。マッチの広告コピーがまたおもしろい。色もかわいかったりモダンだったり。ありがとうございました。内澤旬子さんが表紙のすみっこにちょこっと、モクロー君を書いてくれていて、うれしいです。

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BOOKRIUMの販売した本は、

出品 39点
売数 31点
販売金額 20850円 
という結果でした。平均よりちょっとよい結果です。 

箱についてお客さんとやりとりできるのは、楽しいものでした。あんなふうにお客さんに本をアピールすることはないです。
持って行った本はみんなすてきだな、と思う部分があって、手にとってもらえてうれしいです。
みんな手に取るけど戻す本もあって、値付けが高いのか?とどきどきしたりしてました。 
お客さんも本が好きだったり、町の人が寄ってきたり、おすすめしたり、話したり、なんだかお客さんと近いイベントで楽しかったです。



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by bookrium | 2006-10-23 17:35 | 本のまわりで | Comments(4)

BOOKRIUMとは?

bookriumは造語です。ブックリウムと読みます。book+aquariumで、bookriumと名づけました。本の海を回遊するイメージです。

以前はSunnyday Booksという名前で、ネット上の古本屋として、少し活動していたのですが、2年程休止してしまったので、新しく名前を変えて始めることにしました。
by bookrium | 2006-08-30 11:25 | 本のまわりで | Comments(2)