〈bookrium=book+aquarium〉本の海を回遊するブックリウムの、本と陶芸のある生活です。


by bookrium
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

穀雨――『マコンドに降る雨を見たイサベルの独白』

穀雨……春のあたたかい雨が降り、穀類の芽が伸びて来る頃。

〈《わたしは死んでしまったのね。神様、わたしは死んだのですね》と呟きました。〉
c0095492_19265.jpg

〈その時はじめて、雨がやんでいることに気づきました。静寂がわたしたちの周りを包んでいたのです。その静けさは神秘に満ちた深い幸福感をもたらし、死そのものと形容したくなるような完璧な状態でわたしを包み込みました。〉
ガルシア・マルケス 井上義一訳『青い犬の目』より


青い犬の目―死をめぐる11の短篇 (福武文庫)
ガルシア マルケス
福武書店
売り上げランキング: 74,100

[PR]
トラックバックURL : https://bookrium.exblog.jp/tb/22026479
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by bookrium | 2014-04-20 01:09 | 当世本二十四節気 | Trackback | Comments(0)