〈bookrium=book+aquarium〉本の海を回遊するブックリウムの、本と陶芸のある生活です。


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美しいもの 2


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葉脈、勝東庵、金色の光。

ものを見て、美しいと思うのとそうではない境というのは、どこにあるのだろうと考えました。
その人その人で美しいものが違うのは、その美しいと思った体験の蓄積によるのだと思います。
自分の中では明確なラインのようなものがあって、それが自分だけのものなのか、誰かがいいと言ってるものの影響なのかは、見極めていかないといけないと思っています。







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by bookrium | 2014-06-03 21:40 | 奥能登歳時記 | Trackback | Comments(0)

美しいもの

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赤木明登さんの『美しいもの』について話したら、ある人から〈美しいもの〉について私が書いてみたらいいんじゃないかと言われました。
書くことはまだたまってないので、写真で集めてみました。
窯の火、白い椿、夕日、朽ちた椿、夕日に透けた桜。
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by bookrium | 2014-04-19 08:54 | 奥能登歳時記 | Trackback | Comments(0)

美しいもの

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土の上にはまだ雪が。

〈「土は美しすぎる」と、リーさんは言う。自然のままでも美しすぎるので、そこに手を加えて、アートにはできない。だから自分の作品に「土味」は、出したくない。自然は、美しいけれど、アートではない。
  (中略)
 〈いつもの道を歩いて ちいさな花をみつけた 今朝 すべてがあまりに美しいので この花を君にあげよう 理由もなく何かを美しいと思うこと 僕はそのことにただ感謝しているんだ〉
 「誰かを、何かを、美しいものとして見るという人間の持つ感情そのものが、美しいものの根源です。そのものを愛する人が、それを美しいものとして見たいのではないでしょうか。美しいものとは何なのか、まだ私も探し続けています」〉


赤木明登『美しいもの』より。
ドイツで陶芸をしている李英才(リー・ヨンツエ)さんについての文章の一部。
〈〉内の詩は、ドイツ語の古い詩。いいなと思いました。

ドイツの工房を引き継いだリーさんが、職人たちに形を意識させて作る過程が興味を引きました。
同じ形を20個挽いて、その中から良いと思うものを一つだけ選び、選んだものを見本にまた同じ形を20個挽かせる。その中からまた選び、同じことを繰り返していく。

〈「器を作る」というのと「音楽を奏でる」というのは、似ている。楽器も歌もある程度練習すれば、とりあえず音は出るようになる。でも、それで音楽にはならない。土と音は、ともにとてもやわらかく敏感な素材で、土や楽器を直接手で触ることで、自分の心臓の鼓動、呼吸を直接伝えることができる。だから、ちょっと呼吸の仕方を変えるだけで形や音が変わってくる。そのことを体で理解すると同時に、美しい形と音を志向する目と意志と情熱を保ち続けることによって、初めて土は器に、音は音楽になる。リーさんは、土の持つそんな直接性がやきものにとって大切なことだと教えてくれた。〉

ここの文章は、とっかかりのようなもの、それが沈殿する感じがします。

〈土にこだわり、作りにこだわり、焼きにこだわる〉という順を、前に人に言われたことがあります。
「土は美しすぎる」という言葉は、そういうことを考えさせられました。


美しいもの
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by bookrium | 2014-02-28 22:52 | 読んだ本 | Trackback | Comments(2)