〈bookrium=book+aquarium〉本の海を回遊するブックリウムの、本のある生活です。


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タグ:大伴家持 ( 7 ) タグの人気記事

み空行く、雲も使と、

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〈み空行く 雲も使(つかひ)と 人は言へど 家(いへ)づと遣らむ たづき知らずも〉大伴家持

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by BOOKRIUM | 2011-02-18 00:36 | 奥能登歳時記 | Trackback | Comments(0)

昼顔

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〈高円(たかまと)の 野辺の容花(かほばな) 面影に 見えつつ妹(いも)は 忘れかねつも〉大伴家持
  (高円の野辺に咲く昼顔のような あなたの面影が忘れられません)

万葉集の〈容花〉は、昼顔、木槿、杜若ではないかと言われています。
下の歌も何か好きです。

〈石橋の 間々に生ひたる かほ花の 花にしありけり ありつつ見れば〉読み人しらず
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by BOOKRIUM | 2010-08-04 00:22 | 奥能登歳時記 | Trackback | Comments(0)

珠洲の海人の沖つ御神に

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〈 珠洲の海人(あま)の 沖つ御神に い渡りて 潜き取るといふ 鰒玉(あはびたま) 五百箇(いもち)もがも はしきよし 妻の命の 衣手の 別れし時よ ぬばたまの 夜床片さり 朝寝髪 掻きも梳らず 出でて来し 月日数みつつ 嘆くらむ 心なぐさに 霍公鳥 来鳴く五月の あやめぐさ 花橘に 貫き交へ かづらにせよと 包みて遣らむ 〉

 (珠洲の海人たちが 沖の神の島に渡って 海に潜り取ってくるという真珠 それがたくさんあるといいのに
いとおしい妻の衣の袖 別れの時のぬばたまの夜床 朝寝の髪 掻きも梳きもせず 旅に出て来て月日を重ね 嘆く心のなぐさめに ホトトギスが鳴くこの五月の菖蒲草や花橘に 真珠を貫き混ぜて緒にして 髪飾りにしなさいと 包んであげれたら)


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写真はアヤメ、歌のはショウブのようです。
沖つ御神は、舳倉島のことを指してるとも言われています。
真珠は今でも採れるか知らないですが、ホトトギスはよく鳴いてます。
月遅れの菖蒲湯の日。
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by bookrium | 2010-06-04 14:17 | 奥能登歳時記 | Trackback | Comments(0)

椿の春

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〈我が背子と 手携はりて 明け来れば 出で立ち向かひ
 夕されば 振り放け見つつ 思ひ延べ 見和(みな)ぎし山に
 八峯(やつを)には 霞たなびき 谷辺には 椿花咲き うら悲し
 春し過ぐれば ほととぎす いやしき鳴きぬ ひとりのみ 聞けばさぶしも
 君と我と 隔てて恋ふる 礪波山(となみやま) 飛び越え行きて
 明け立たば 松のさ枝に 夕さらば 月に向かひて
 あやめぐさ 玉貫くまでに 鳴きとよめ 安寝しめず 君を悩ませ〉
大伴家持


 (貴方と手を取り合って朝明けに向かい
  夕暮れには振り返り見て心和らいだかつての山よ
  峰々には霞がたなびき 谷辺には椿の花が咲き しみじみと心に沁みる
  春が過ぎればホトトギスが日ましに鳴いて 独りで聞けば心寂しい
  貴方と私の間に立ち塞がる砺波山(となみやま)を飛び越えて
  朝には松の小枝に 夕べには月に向って
  菖蒲をくす玉にして飾る五月になるまで
  ホトトギス鳴き響け 貴方を眠らせないで
  私が慕う思いで 君を悩ませよ)


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by bookrium | 2010-04-04 15:38 | 奥能登歳時記 | Trackback | Comments(0)

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2週間前に撮影したエゴノキ。野茉莉とも。
花言葉は「壮大」。
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越中・射水川のほとりで、大伴家持がこの花を詠んでいる。


〈知佐の花 咲ける盛りに 愛(は)しきよし その妻の子と朝夕 笑みみ笑まずとも〉

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by bookrium | 2009-06-26 18:52 | 奥能登歳時記 | Trackback | Comments(0)

立春――『万葉集』

〈新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いや重(し)け 吉事(よごと)〉

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今から1250年前の759年(天平宝字3年)、因幡国国府で正月と立春が重なった年の始まりに、大伴家持が詠んだ歌。全20巻4500首以上を収録した日本最古の歌集、万葉集の最後は、この願いの歌が飾ります。

写真は雪の代わりの純白の菊。
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by bookrium | 2009-02-04 14:24 | 当世本二十四節気 | Trackback | Comments(0)
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by bookrium | 2008-08-15 13:17 | 奥能登歳時記 | Trackback | Comments(0)