〈bookrium=book+aquarium〉本の海を回遊するブックリウムの、本と陶芸のある生活です。


by bookrium
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タグ:やきもの ( 62 ) タグの人気記事

美しいもの

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土の上にはまだ雪が。

〈「土は美しすぎる」と、リーさんは言う。自然のままでも美しすぎるので、そこに手を加えて、アートにはできない。だから自分の作品に「土味」は、出したくない。自然は、美しいけれど、アートではない。
  (中略)
 〈いつもの道を歩いて ちいさな花をみつけた 今朝 すべてがあまりに美しいので この花を君にあげよう 理由もなく何かを美しいと思うこと 僕はそのことにただ感謝しているんだ〉
 「誰かを、何かを、美しいものとして見るという人間の持つ感情そのものが、美しいものの根源です。そのものを愛する人が、それを美しいものとして見たいのではないでしょうか。美しいものとは何なのか、まだ私も探し続けています」〉


赤木明登『美しいもの』より。
ドイツで陶芸をしている李英才(リー・ヨンツエ)さんについての文章の一部。
〈〉内の詩は、ドイツ語の古い詩。いいなと思いました。

ドイツの工房を引き継いだリーさんが、職人たちに形を意識させて作る過程が興味を引きました。
同じ形を20個挽いて、その中から良いと思うものを一つだけ選び、選んだものを見本にまた同じ形を20個挽かせる。その中からまた選び、同じことを繰り返していく。

〈「器を作る」というのと「音楽を奏でる」というのは、似ている。楽器も歌もある程度練習すれば、とりあえず音は出るようになる。でも、それで音楽にはならない。土と音は、ともにとてもやわらかく敏感な素材で、土や楽器を直接手で触ることで、自分の心臓の鼓動、呼吸を直接伝えることができる。だから、ちょっと呼吸の仕方を変えるだけで形や音が変わってくる。そのことを体で理解すると同時に、美しい形と音を志向する目と意志と情熱を保ち続けることによって、初めて土は器に、音は音楽になる。リーさんは、土の持つそんな直接性がやきものにとって大切なことだと教えてくれた。〉

ここの文章は、とっかかりのようなもの、それが沈殿する感じがします。

〈土にこだわり、作りにこだわり、焼きにこだわる〉という順を、前に人に言われたことがあります。
「土は美しすぎる」という言葉は、そういうことを考えさせられました。


美しいもの
美しいもの
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赤木 明登
新潮社
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by bookrium | 2014-02-28 22:52 | 読んだ本 | Trackback | Comments(2)

新しい場所

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もらった箒と新しい場所の壁。

珠洲焼の研修を受けた後、同じ施設内にある安く借してもらった工房は、今年3月までで利用できなくなりました。

中古のロクロを使って、新しい場所で始まります。
少しずつですが、がんばっていこうと思っています。
あんまり買うものがないので、なるべくかけるお金を最小限にして、場所を整えていきたいです。
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by bookrium | 2014-02-27 19:13 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)

カップ

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今はもうストックがないですが、この形は好きです。もう少し深く彫りたいと思います。
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by bookrium | 2014-02-11 18:46 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)

小鉢

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自分が作った小鉢、家で使ってます。これは過去に販売もしていました。
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by bookrium | 2013-11-17 18:21 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)

珠洲焼

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窯跡傍に残された昔の珠洲焼の欠片。

〈先年益子で陶芸を習っているというアメリカ人が私を訪れ、翌朝再度朝まだき門を叩き「すばらしい珠洲焼を見て昨日は興奮して眠れなかった。もう一度見せて下さい。」と並んだ珠洲焼の前に正座し感慨深く鑑賞し壷に手をあて、目をつむり「珠洲焼の素朴さ、優しさ、和やかさ、暖かさが伝わってくる。」と叫んだのには感激した。〉

『珠洲の文化財』(昭和56)より「珠洲焼」中野錬次郎氏。
資料を探していて、偶然目にした文章です。
〈素朴さ、優しさ、和やかさ、暖かさ〉というのが、強く惹かれました。
これは今、昔の珠洲焼を見ても感じる良さだと思います。

〈工人達は束縛されず、何のてらいもなく、思うままに伸び伸びと明るさを持ちながら風光明媚で、空や海や山の綺麗な、人情の細かい珠洲でなければ醸し出されない侘び寂びのあるくすんだ黒色の、形の良い、土臭ささ、素朴さの滲み出た何か近親感を感ずる貴重なすばらしい文化遺産を残してくれたのであり、今その誇りをかみしめると共に、これも珠洲の気候風土、人情からきたものと思うのである。〉

〈市当局ではその復元を考えて陶芸実習センターを建設されたことは、これ又喜ばしいことである。ただ珠洲焼そのものの復元では到底昔のものに及びもなく、面白さも感じられず、また九谷の模倣事でも駄目で、やはり土臭ささ、素朴さ、優しさを生かした珠洲焼独自の無釉で魚の絵など篦描したものなどを作り上げてもらいたいものである。〉

なぜ魚の絵なのかと思ったけど、〈模倣事でも駄目〉という言葉が響きます。

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by bookrium | 2013-11-09 21:19 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)

抹茶碗

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友達の結婚祝に。茶碗むずかしい。
よろこんでもらえたようで、うれしかったです。
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by bookrium | 2013-11-01 13:52 | 陶芸

しのぎと小皿

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しのぎカップと注文の皿(の残り)。直径約10.5cm。
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by bookrium | 2013-10-26 15:21 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)

ひさご

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まつりで生けてもらったひさご花入。
売り物ではなかったけど売れました。

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by bookrium | 2013-10-24 00:58 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)

《第4回珠洲焼まつり》

10/12(土)13(日) 10時〜17時
ラポルトすず芝生(雨天は館内ロビー)にて開催されます。
館中では、
電動ろくろ体験(12日のみ〉
珠洲焼を使った生け花展示
昭和53年に復興した珠洲焼「初窯」写真展
カフェで珠洲焼を使った能登丼も出されるそうです。

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(写真は参考です)
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by BOOKRIUM | 2013-10-11 22:57 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)

夫婦湯呑

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結婚のお祝いに。よろこんでもらえてよかったです。
サイズわずかにちがいます。
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by bookrium | 2013-10-06 22:26 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)