〈bookrium=book+aquarium〉本の海を回遊するブックリウムの、本と陶芸のある生活です。


by bookrium
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

タグ:やきもの ( 63 ) タグの人気記事

珠洲焼の甕

c0095492_18204614.jpg
7月は甕を作っていました。縦横60cm位。
c0095492_18204737.jpg
中から受け具で支えて、粘土を叩き板で締めます。
線状に模様が出ます。昔の珠洲焼の叩き目はもっと幅が狭いです。
この甕は頼まれものです。無事割れないことを願います。
大物を作らないから、この大きさは初めて作りました。一発勝負です。


[PR]
by bookrium | 2017-07-22 23:13 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)

珠洲焼の秋草文壺

c0095492_19185999.jpg

今日から珠洲焼資料館で珠洲焼の里帰り展が始まりました。
資料館友の会に入っているので、無料で観覧。
市外に流出した珠洲焼の展示で、私の大好きな秋草文壺も飾られています。
秋草文壺が好きで、珠洲焼を始めて4ヶ月位経ってから模写してみました。
写真の壺は、その時に作ったものです。今日本物を見たら、私のこれはちょっと小さいです。4面に萩などの秋草が描かれています。未熟だけど、その時一所懸命に本見て写したので、これはこれで良しとしてます。以前このブログにものせました。ちなみに卒業製作も秋草文壺でした。
秋草文壺は4つしか見つかっておらず、そんな所もなぜだろうと気になります。
800年位前の人が描いた模様に、心掴まれる所が好きです。見てて飽きない。昔の珠洲焼がやっぱり好きです。
展示は7月30日まで。写真撮れないから、毎週見に行きたい位です。

[PR]
by bookrium | 2017-06-03 19:18 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)

5月の工房

5月はこんなのを作ってました。
c0095492_201024100.jpg
直径53cm。黒いテープはアイシーテープ。すぐなくなったので、黄色いマスキングテープを切り貼りしました。3mm幅と1mm幅位。
c0095492_20102438.jpg
松灰を掛けて、テープを剥がします。灰の掛かった所は艶のある黒いライン、掛かってない所はマットな黒いラインになる予定でした。
これは割れてしまったので、残念な結果に。

c0095492_2101174.jpg
やる気を出すためにとりあえず工房の掃除。
壁に色々貼っているのは、壁が剥がれてくるからです。ここには珠洲焼で私の一番好きな秋草文壺の写真と、備前焼で好きな伊勢崎満さんの緋襷大徳利の写真を貼っています。
c0095492_2101180.jpg
本も置いてます。陶芸に関係ないのも置いてます。飾っているベン・シャーンの本は、この表紙が大好きです。
c0095492_21011100.jpg
廊下から丸見え。手前の緑色のガラス作品は、以前金沢アナザームーブメントというイベントの抽選で当たりました。

この5月の間に窯焚きしたり失敗したり。しばらく工房も来てなかったので、随分時間が経ってしまった気がします。次は成功するように、また作ろうと思います。



[PR]
by bookrium | 2017-05-30 20:10 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)

陶芸の本

c0095492_1950273.jpg

好きな陶芸の本2冊。
江口滉『陶芸入門 原料から完成まで』は図書館で何度も借りて、最近古本で買いました。
1973年初版。手元の本は1990年第34版です。
冒頭の言葉。
〈機械文明の渦中に巻きこまれ、人間性を失いつつあるといわれている現在の生活のなかで、私たちひとりひとりが、生活にやすらぎを得るには、余暇を利用して、趣味をいかすという消極的態度ではなく、もっと積極的に、生活そのものにとり組むべきだと思います。身のまわりのどんなささやかなものでも、私たち自身のためのものを、私たち自身の手でつくりだすことができれば、どんなにすばらしいことでしょう。〉
第1章が〈仕事場と設備、道具〉で、最初に〈粘土貯蔵用コンクリート槽のつくり方〉が出てくるところが本気です。

『電動轆轤マスターブック』は豊富な写真でロクロ作業を解説しています。
これは作品を作る際の粘土の土取りを、直径・深さが何cm、指を入れて何cm窪ませるとか、ここまで書いてるので分かりやすいなと思います。

この2冊と図書館で借りたバーナード・リーチの『陶工の本』、大西政太郎の『陶芸の土と窯焼き』が、自分の指標かもしれません。





[PR]
by bookrium | 2017-04-24 19:50 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)

窯焚き

2月末に焚いた薪窯の様子。これは穴窯です。
ここに抹茶碗をひとつ入れました。

c0095492_11222021.jpg
切端で下焚き2日。

c0095492_11222030.jpg
下焚き。

c0095492_1122201.jpg
燠が出来ていきます。

c0095492_1122207.jpg
上焚き。薪を上の口から投入すると、色見穴から火が吹き出します。還元焼成で焚いてます。

c0095492_1122214.jpg
上焚きは3日位続きます。下も焚いてます。

c0095492_11222174.jpg
窯の中で炎がどんな流れになっているのか、どんな焼上がりになるのか、と思います。

c0095492_11222137.jpg
吹き出す炎が落ちつき、色見からゼーゲルコーンを見て窯にかかったカロリーの目安にします。
色見のレンガについた火がきらきらして、星の様でした。

c0095492_11222154.jpg
薪を入れると煙突から黒い煙が吹き出します。
最後は薪を入るだけ入れて前を塞ぎ、後ろの煙突につながる炎道も遮断し、密閉して窯を閉じます。
こんな感じで5日かけて焚いていました。




[PR]
by bookrium | 2017-03-06 11:22 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)

茶碗

c0095492_2173323.jpg

今回薪窯にひとつだけ入れた自分の抹茶碗。
今日出したばかりです。磨きはまだ。
これは本に載っていた赤楽茶碗の写真を見ながら作りました。
裏は自分で作った竹箆で削りました。前に図書館で借りた『愛蔵版 名碗 大図鑑』があれば、裏の高台も写真載っていたので、また参考にできたなと思います。
焼締ですが、中は灰が自然釉になって溜まっているので、茶筅を傷つけなさそうです。
自分の作った抹茶碗で飲んでみたいな、と思ってひとつ作ってみましたが、とりあえずインスタントの抹茶オレで一服したいと思います。


c0095492_10574427.jpg

その後。
念入りに耐水ペーパーで磨いて、抹茶オレを淹れてみました。黒に緑は映えると思うのですが、実際のお茶席ではどうなんだろう、と気になります。





[PR]
by bookrium | 2017-03-05 21:07 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)
〈「才能のことはよくわからない。でも私の作品はけっこうここでよく売れているの。たいしたお金になるわけではないけれど、自分の作ったものが、ほかの人たちに何らかのかたちで必要とされているというのは、なかなか素敵なことよ」〉


c0095492_11201932.jpg


自分の作ったカップ。人の手に渡ったもの。
36歳までに読んだ方がいいと薦められた、村上春樹の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』。
作品の中に出てくる、〈クロ〉こと、エリは〈「私はできればものを書く仕事に就きたいと思っていた。昔から文章を書くのが好きだったから。小説か詩か、そんなものを書いてみたかった。」〉と36歳の同級生、主人公つくるに語ります。

〈「さようなら小説、こんにちは陶芸。」〉とエリは言いました。

この言葉が、何度も何度も、自分の中で繰り返しています。

読み終わってから、作中にたびたび出る、ラザール・ベルマンの演奏するリストの『巡礼の年』も、繰り返し聞いています。

〈今の自分に差し出せるだけのものを、それがなんであれ、そっくり差し出そう。深い森に迷い込んで、悪いこびとたちにつかまらないうちに。〉

この文章も忘れ難いです。

c0095492_11201929.jpg

読み終わった日に見た夕陽。



[PR]
by bookrium | 2017-01-01 11:29 | 好きな本 | Trackback | Comments(0)

模倣


c0095492_20175069.jpg

c0095492_20175145.jpg

今日午後に作ったもの。
ロクロの前に鏡を置いて、横に模写したい作品のDMをボードに挟みました。
鏡を使うと可視領域が広くて、非常に楽です。今までは写真を見て作ると、真上から見てロクロ回して時々身体を曲げて、作品を横から見たりしてました。
顔上げて鏡にうつるものと、横のDMと、大体同じ高さで並べて見られると、ラインの違いや左右対象かブレがよく分かります。
時々鏡の方だけ見て作ります。手の位置確認したりしながら。
好きな陶芸ブログと、海外のロクロ場の写真に、鏡をロクロの前によく置いていたのでやってみました。もっと早くに鏡活用しとけばよかったなと思いました。



[PR]
by bookrium | 2016-10-05 20:17 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)

花入

c0095492_19352330.jpg

c0095492_19352314.jpg

たぶん花入。ひびが入ってますが。
これは穴窯の下焚きの脇に置いたのですが、焼肌が手を切りそうな位ガサガサでした。上の写真は窯出し時、下は軽くブラシで落とした時。淡い緑が出てきました。
焼きが甘くて、作って思い入れもなく、あんまりいい形ではなかったけど、竹筒を入れて花を生けたらおもしろいかもしれないな、と思います。
[PR]
by bookrium | 2015-03-25 19:35 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)

c0095492_23163409.jpg

ロクロの前に貼ってあるもの。
伊勢崎満さんのこの大徳利が好きです。


[PR]
by BOOKRIUM | 2015-03-18 00:01 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)